
聖光上人
聖光上人は、応保2(1162)年5月6日、筑前香月(現在の北九州市八幡西区)に香月城々主の甥として誕生されました。
母上は出産のため落命され、上人はのちに産屋の跡に吉祥寺を建立されています。
幼少にして出家され、やがて法然上人との出会いにより師事すること8ヶ年、その後九州に下って48ヶ寺を創建されました。
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二十五菩薩来迎像
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■ 聖光上人は・・・ |
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鎌倉仏教は念仏の元祖、浄土宗開祖法然上人による立教開宗で幕を開けました。
その法然上人の直弟子がこの聖光上人であり「浄土宗の第ニ祖上人(浄土宗二代様)」ともいわれています。
また、聖光上人の呼び名の他に、「鎮西(ちんぜい)上人」、「弁長(べんちょう)上人」などがあります。
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開山忌

筑後川沿いの菜の花
上人はさらに浄土宗の本義を第三代然阿記主良忠上人に授け、嘉禎4(1238)年2月29日、77歳で示寂された。滅後仁孝天皇より「大紹正宗国師」の号を賜わりました。
著書には「末代念仏授手印」等があります。 |
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