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●平成22年7月~平成23年1月の行事
本年は、記念すべき「元祖法然上人800年大遠忌」の年。 総本山知恩院での大遠忌法要への出座、檀信徒団体参拝など、特別な行事がたくさんあります。 また、毎年3月に開催の「開山忌大法要」は、4月の知恩院大法要の為、5月14日~16日に延期して行われます。 大忙しの年になりそうですが、本年もどうぞよろしくお願いします。
昨年夏~本年1月までの主な行事のご報告を致します。
(H23.1.28記)
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▼7月21日、宮崎県で発生した「口蹄疫(こうていえき)」被害で処分された動物の供養会法要が、宮崎県高鍋町の圓福手で行われました。
この法要は、浄土宗が主催し、総本山知恩院や当山、九州各寺院が協賛して勤められ、関係者と共に、殺処分された動物たちに対し、離苦得楽の回向がなされました。 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
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圓福寺様 |
供養塔婆 |
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▼7月22日、雅楽師の東儀秀樹(とうぎ・ひでき)さんが雑誌「週刊新潮」の取材のため来山し、法主阿川文正台下と対談されました。
東儀さんは、「法然上人を讃える会」の会員で、「週刊新潮」で毎月1回特集されている「法然上人八百年大遠忌特集」の取材に応じてくれました。
取材のあとは、境内の大楠の前で撮影を行ったり、職員たちに気さくに話しかけてくれました。
記事は、平成22年9月16日発売号に掲載されました。
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撮影が終わりホッとひといき |
東儀さんを囲んで |
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一般の方々との写真も快く引き受けてくれました |
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▼9月3日~4日、佐賀の光明保育園(浄國寺内)の1泊保育が行われました。
広い境内で思いっきり遊んだり、小さな手を合わせ、お勤めをしたりしました。
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6時の鐘をみんなでついてくれました |
本堂に続く廊下も合掌して歩きます |
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仏の子どもになる儀式をしました |
ろうそくを仏様にお供えします |
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▼9月6日、本年4月に総本山知恩院行われる、法然上人800年大遠忌法要の中で、4月12日の「浄宗会法要」で善導寺より御導師として出座される2名のご上人の委嘱状伝達式が行われました。
中導師を勤めるのは、法主阿川文正台下、脇導師を勤めるのは、阿部泰明上人(大分・第二組・海岸寺)と高田尚正(熊本・第一組・知足寺)のお二人です。
「浄宗会法要」とは、浄土宗と浄土宗西山3派、時宗の全12総大本山でつくる「浄宗会」がそれぞれの本山ごとにお勤めを担当する法要です。 善導寺は4月12日の午前を担当。 この時に合わせて、善導寺檀信徒の団体参拝を行います。
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阿川台下より導師の委嘱状が渡される |
阿部泰明上人(写真左から2番目)
高田尚正上人(写真・右川2番目) |
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伝達式のあとは、当山式衆会と合同で、習礼(しゅらい・リハーサル)が行われました。 |
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知恩院の内陣(お勤めをするところ)は広いので、善導寺の本堂全体を知恩院に見立てて、お勤めの練習です。
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▼9月、鎮西学園様(熊本)より、本堂の電灯のご寄付をいただきました。
灯体全てが新調され、数も増えました。 これまで資料の文字も読めなかった程のの暗さだった本堂が、非常に明るくなりました。 鎮西学園様に心より感謝申し上げます。
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儀式のことも考えて、灯体の位置を決める |
明るい本堂になりました |
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▼9月28日、福岡教区詠唱大会が、福岡市民会館で行われ、善導寺詠唱会が参加しました。
奉納曲は「池の水の御詠歌」と「十夜和讃」の2曲。 難しい曲ではありましたが、堂々とお称えするこたが出来ました。
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奉納前のお勤めのようす |
ステージでの奉納が終わってホッとひといき |
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▼10月27日~28日、九州寺庭婦人会の研修会が当山で行われ、九州一円より180名が参加しました。
普段はホテルなどの会場をかりて行われていますが、本年は福岡教区が担当ということで、当山を会場にし、お勤め、法話、講演、音楽コンサート、そして夜には「別時念佛会」も行われました。 当山に宿泊した約100名は朝のお勤めに参列。 お寺の会場ならではの研修で、大変素晴しいと感じました。
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受付準備万端 |
お勤め (献灯・献香・献華) |
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合唱隊も |
全国寺庭婦人会 会長様の講演 |
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シャンソンミュージックのコンサートを本堂で |
夜は宿泊者による別時念佛会 |
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180名の参加者 |
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▼10月、善導寺の総代が交代しました。
これまでの総代様に4年間のご尽力に感謝いたしますとともに、新総代の皆様方には、善導寺檀信徒の代表として、ご協力たまわりますことをお願い申し上げます。 どうぞよろしくお願い致します。
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新旧総代・阿川台下を囲んで
新総代:写真下左側より、岸隆さん・石橋正雄さん・【法主】・重冨忠能さん(総代長)・久保山松男さん
写真上段は旧総代 |
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▼11月は恒例の「七五三・文殊の智慧授け大法要」が行われました。
日曜、祝日などを含めて5日間の大法要と、平日の法要を合わせて約400名の子ども達が祈願を受けました。
健やかなるご成長を祈念いたします。
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たくさんの参詣者 |
仏様にお焼香をして |
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智慧授けの儀式を受けます |
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▼11月、境内の木々が色づきました。
今年は、猛暑から急に寒くなりました。 ちょっと、色が薄いかな……。
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色づく木々はいいものです |
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3年前に枝打ちした銀杏も、立派になりました。 ただ、今年は実がついてません…。
事務所横にあるこの木。 実は、下の方に「楠の木」が宿り木をしています。
折らずに自然に任せていますが、黄色い葉の中に、1本だけ緑の葉が混じっているのもおもしろいです。 |
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▼12月14日、知恩院での浄宗会法要、第二回目の習礼(リハーサル)が行われました。
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▼12月25日、雪の降る中、年末檀信徒大掃除があり、その後、11時より「浄焚会」(じょうぼんえ)を執り行いました。
「浄焚会」は、古いお守りや塔婆を供養する「お焚きあげ」の儀式です。 檀信徒一同、手を合わせ、お焼香をしました。
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▼12月、寒い日が続き、雪もよくふりました。
復原された茅葺屋根は、まるで雪国のように白化粧しています。
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本堂 |
茅葺屋根の つらら |
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表玄関 ・ 極彩色と白い屋根 |
北陸や東北のような雰囲気が出ています |
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あっ!ベンチに座っている先客はもしや… |
寒いのでなかなかどいてくれません… |
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▼12月31日、昨年に続き雪の年越しになりました。
今年も、地元商工会のご協力で、盛大に「除夜の鐘つき」が行われました。
雪のため、道路事情が悪く、鐘つきを断念された方も多かったようですが、例年のように1000名を越す方が善導寺で年越しをされました。 無料の年越しそばも美味しかったです。
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大楠と大庫裏もライトアップ |
境内の参道脇には、ちょうちんが並ぶ |
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復原された表玄関もライトアップ |
参道脇にはロウソクで作られた、お浄土への道が。 |
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夜10時。開会式で「善導寺ことクラブ」の演奏 |
手がかじかんで寒そう… |
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雪の中、鐘つき券と、そば券を並んで待つ人々 |
露店も出て賑やか |
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和尚によるお勤めが始まりました |
かがり火などで雰囲気もよい |
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年越しそば(無料)。 あったかくて美味しかった! |
11時半すぎ、いよいよ鐘つきが始まりました |
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4人1組で108回撞きます |
撞き終わったあとは合掌します |
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新年になりました。 明けましておめでとうございます。
(職員手作りの門松) |
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▼平成23年1月21日、本年5月14日~16日に行われる「開山忌大法要」の導師委嘱状伝達式が行われ、阿川台下より11名の御導師に委嘱状が手渡されました。
毎年3月に行われる開山忌は、4月に行われる知恩院での法然上人800年大遠忌法要のため、本年に限り5月に延期して行われます。
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伝達式 |
11名の御導師様 |
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▼1月25日。 この日は法然上人のご命日。 当山では「御忌法要」(ぎょき・ほうよう)が行われました。
今からちょうど800年前のこの日、法然上人はお浄土へ旅立たれました。 本日が「800回忌のご法事」ということになります。
総本山知恩院などでは、本年4月に「法然上人800年大遠忌法要」を執り行いますが、当山では、文化財工事の関係もあり、平成25年の4月12日~16日までの5日間「法然上人800年大遠忌法要」と「聖光上人ご生誕850年法要」さらに、「重要文化財 大庫裏ほか6棟落慶法要」をあわせて行います。
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御忌法要 |
法話 |
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