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善導寺の活動と報告

H24.7−10


●十夜法要 10月15日

 平成24年10月15日、ご法主阿川文正台下御導師のもと、約20名の式衆会により十夜法要が勤められました。 太鼓や双盤(そうばん)を打ち鳴らしてのお念仏や、独特のふし節がつけられたお経が称えられ、厳粛に勤まりました。
 法要のあとは、中村一之上人(佐賀教区鹿島組鏡智院)による諷誦回向(ふじゅえこう)とご法話、おときのあと午後からは、永代供養、聖光塔の法要が内局により執り行われました。
(H24.11.5記)
●福岡教区詠唱大会 9月18日 石橋文化センター 

 浄土宗吉水講大本山善導寺総本部 福岡教区詠唱大会が、久留米 石橋文化センターで開催されました。
 大本山善導寺支部は、「きよみずのご詠歌」と「選択集の御和讃」を奉納しました。 大変難しい曲でしたが、なんとか歌いきりました!
 (H24.11.5記)
●博多華丸大吉の「なんしようと?」 取材 10月27日放送

 お笑い芸人の博多華丸・大吉さんの番組「なんしようと?」。 福岡の各地の街をブラブラとしながらロケをしていく30分番組。
10月9日に久留米市善導寺町をブラブラ。 シンボルの善導寺に来られて、境内や本堂、文化財を見ていかれました。
放送は10月27日土曜日、18:30から。 善導寺の歴史や大きさにビックリされていました。

 (H24.11.5記)
ロケの日 放送中
本堂内も興味深々。
何でも笑いにもっていきます…

境内整備で境内の木々を切ったり植え替えたりしています。
本堂前がスッキリしました!


●北部九州 集中豪雨の被害
 7月3日・14日  『九州北部豪雨』

 豪雨の災害でお亡くなりになられた方、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 平成24年6月下旬から、大分県(別府・日田・中津ほか)、福岡県(杷木・浮羽・久留米・北九州・八女ほか)・
佐賀(唐津・多久・鹿島ほか)、熊本(市内・阿蘇ほか)などを襲った豪雨。 何日も何日も、長時間降り続き、
河川の氾濫、土砂崩れが相次ぎました。

 善導寺のある久留米市善導寺町も、北側に筑後川が流れており、その支流、巨瀬川などもあります。
 7月3日、予想もしていなかった冠水が発生。 標高12m以下の場所や、道路の低くなっているところが膝上
まで冠水しました。 この7月3日は、雨が止んだのち、数時間で水は引きましたが、一週間後の7月11日から
降り続く豪雨で、14日朝、とうとう筑後川が危険水位まで上昇。 支流の流入を堰き止めた為、行き先を失った
支流の水は、低いところへと流れていきました。 

 善導寺の門前商店街の道路をゴウゴウと音を立てて我が物顔で下り、家の庭先に入り込む。 そして広大に
広がる筑後平野の田んぼは、あっという間に海のようになりました。 
 14日は土曜日ということもあり、商店街の方々は皆道路に出て、1日中「この先は行けませんよ!」とドライバー
に声をかけていました。 みんな協力している姿が気持ちよかったです。 
 TVなどで、川のようになった道を車で通行しているのを見て、水の中でも車は通れると思っている方も多いと思
いますが、底から水が入ると、車は止まり、動かなくなります。 今回、何台もその光景を目の当たりにしました。

 善導寺は幸い、高い位置にあるため、冠水などの影響はありませんでした。 その14日当日は、夜まで豪雨が
降り続けば「避難所」として使わせて下さいと要請があり、職員一同、待機しておりましたが、幸いにも雨は止み、
翌朝(7月15日)を迎えることができました。 

 15日は、うってかわって快晴! 夏日となりました。 善導寺は午前中に「盂蘭盆・大施餓鬼法要」があり、この
たびの災害でお亡くなりになられた方々のご回向を申し上げました。
 まだ、梅雨は続きます。 用心して過ごさねばと思います。 みなさまもお気をつけ下さい。
(H24.7.15記)


  ■■記録写真■■
7月3日 だんだん水かさを増す用水路 とうとう氾濫・道路に流れ出す
交差点付近が土地が低いようです 側溝のフタが持ち上げられ、水が溢れます。
ここは、道と田んぼと畑です。
写真左に植えたばかりの稲が頭を出しています。
善導寺商店街・一番低いところ 膝上まで冠水
このあと、このトラックは一番深いところでエンジンが止まります 善導寺の南門を出たところにも水が溜まり始めます


善導寺の中庭(工事中)
雨量が予想外で、池の水も溢れ、
排水溝では処理しきれない量です。
最近完成した参道脇の側溝。
今までは川のようになっていた参道も、
工事のおかげで思うように水が流れています。
善導寺・鎮西浄苑(墓地) 少しだけ水が入りました
とうとう町の避難所に…
町の公民館は、前の道が冠水してたどり着けないようです。
善導寺はかろうじて、裏からの道なら入って来れます。
…が、どこも冠水しているので、裏の道にたどり着くのが難しいようです。


門前にある善導寺大型駐車場付近 門前通り・家が孤立してしまっています
門前・福岡銀行前 普段のようす(翌日撮影)
残念ながら、奥のタクシーは止まってしまいました 土嚢を積んで流入を食い止めるも床下浸水


善導寺門前の善導寺橋 写真上部の草の先の部分しかないくらい
普段は小さな川。 
今回、支流の溢れた水がここに集まってきました。

本来の川は奥の方から手前に流れていますが、
手前の増水した分は、手前から奥に流れています。
不思議な光景でした。
水が引いた後(15日朝)
もとは駐車場。
それが、水位1mの川に。
奥の方に続く道路が川と化しています
門前町から続くこの道は、200m先の善導寺の南門に通じます 道を勢いよく流れる水。
人は歩けません。
善導寺南門前 上記の水が、ここに溜まります
ガードレールも浸かりました これが普段のようす(翌日撮影)
第二駐車場は高台にもかかわらず、
ここが海になっていました
善導寺、墓地の南側
中央の杭は道路の脇です→
普段のようす(翌日撮影)
杭の半分が浸かっていました
写真左3分の1が用水路・反対が第2駐車場(南門前)


善導寺から西に1km・善導寺町木塚周辺
田んぼと畑、農道が全て冠水 
ビニールハウスが半分浸かる
見渡す限り冠水している
善導寺町木塚周辺
道路は筑後川の土手
車を土手の上に避難
筑後川 (新合川周辺)
普段の3倍くらいの川幅になっています
本当に溢れそうですし、決壊しそう…
河川工事中の場所
取り残された重機…
以上
                     

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