(ほんどう)
国指定重要文化財
(昭和63年12月19日指定)
善導寺は、度々兵火の難に遭って焼失しています。現在の本堂は天明6(1786)年、第48世三誉愍海上人の時代の建築。間口17.5間、奥行17間、963u、入母屋造、本瓦葺、棟梁は豊後臼杵の山崎英十郎と伝えられています。
屋根の上には大きな葵紋5個が並んでいます。石高500石であった標。慶讃法要には、勅使がお出になる予定のもとに建築されたといわれ、その為、御拝口の柱が4本並立しています。中央を勅使、左側を左大臣、右側を右大臣が三者並進して昇殿するように配慮されたもので、非常に珍しい様式となっています。
平成16年度〜17年度にかけて、修復工事がなされた。主に、建具(雨戸・障子)、縁板、縁下、壁など。
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