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07 宝物殿


■ 宝物殿
  (ほうもつでん)

 聖光上人750年遠忌の記念事業として昭和61年に落慶。

 宝冠の弥陀、舟板の名号、当麻曼荼羅図、善光寺式阿弥陀三尊像、聖衆来迎図、本朝祖師絵詞など沢山の寺宝、宝物が展示・保管されている。


◆3月27日〜29日の開山忌大法要の時には自由拝観できます。
◆団体参拝時の諸堂案内での拝観可。
(団体参拝のページ参照)





外観

内部




        
■ 聖光上人像
(しょうこうしょうにんぞう)

九州浄土宗青年会の発願によって昭和61年3月に開眼。聖光上人の念仏弘通の姿を現しているお像であります。

宝物殿前。




■ 末代念仏授手印
  (まつだいねんぶつ じゅしゅいん)

上人の記した授手印、淨土宗の本義を巻物としたもの。
浄土宗の真義を伝える書であり、「生極楽伝承本」として善導寺に伝わる。
序文は鎮西上人の筆、安貞2(1228)年に述作された。




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■ 本朝祖師伝記絵詞 (全四巻)
 (ほんちょう そし でんき えことば)

浄土宗宝 室町時代

法然上人の一代記。永仁2(1294)年、妙門寛恵のの筆によるものを室町時代に書写したもの。 


■ 当麻曼荼羅図

  (たいま まんだらず)

絹本着色 竪338.8cm 横336.8cm 江戸時代

極楽浄土の光景である。 「観無量寿経」の説くところによれば、浄土も現世のように、太陽も水も樹も池もある。 そして浄土の宝楼閣は金、銀、水晶、真珠などのあらゆる宝石でできていて、美しい鳥も鳴き、涼風が年中吹き、この国の人々の命は無量であるという。 この極楽浄土の情景を心に描き、自分もそのなかにいることを想うのを観想という。 即ち、極楽浄土の蓮の台に座っている姿を想像せよというのである。
この観想を助けるために、このように浄土を描いた図を礼拝し、浄土に生まれるための方法や浄土の光景を絵解きする。

当麻曼荼羅とは、奈良・当麻寺にある、4m四方もある「観無量寿経変相図」の通称である。 平安時代には忘れられた存在であったが、鎌倉時代からの浄土教隆盛に伴い、盛んに写されてきた。






■ 宝冠阿弥陀如来座像
 (ほうかん あみだにょらい ざぞう)

南北朝時代(貞和5年・1349年)

天草地方キリシタンに対する教化の請来されたという伝説が残る。 宝冠などの装飾を身につけている阿弥陀佛は珍しい。



■ 船板名号
 (ふないた みょうごう)

善導大師像が宋から伝えられるとき、船が暴風雨に見舞われた。 その時乗っていた僧が、船板に名号「南無阿弥陀仏」と書いて他の乗船者達に、念仏を進めたところ、やがて風雨もおさまり、無事に博多の港に着いた。
その時の名号を船主妙典が、善導寺に寄進したと伝えられている。
交通・航海安全の御守護。


■ 聖衆来迎図
 (しょうじゅ らいこうず)

絹本着色 竪150.8cm 横113.4cm 室町時代

浄土から疾風のごとく往生者を迎えに来た仏菩薩たちの一団は、往生者を蓮の台に伴って虚空に舞い上がり、浄土に導く。
迎接図あるいは往還来迎図といい、時間的な異なりを1画面であらわしている。
画面は浄土と往生者を対角線で結び、その間に来迎の早い動きを描き、しかも帰り来迎を加えて往生の確かさをも説いている。


■ 善導大師座像
 (ぜんどうだいし ざぞう)

江戸時代

三祖堂本尊(国重文)出開帳の留守本尊として造立されたもの。



■ 四天王像と開山上人絵伝



■ 一心六道の図




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