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公開事業は2日間で約1000名の方が参拝・見学に訪れた。 一番人気はやはり「大鋸挽き」のようだったが、「カンナがけ」の体験や瓦作り体験、江戸時代の大工道具特別展、発掘コーナー、カマド作りなども熱心に見学されていた。
2日目の講演会も200名を越す聴講者で本堂がいっぱいになった。 文化庁亀井鑑査官・久留米市古賀事務主査・文建協東坂所長、それぞれの立場から、文化財を守るための事業や、文化財に対する心の持ち方、久留米市(筑後)の歴史を背景に江戸時代から今日まで善導寺がどう変わっていったのかなどをお話いただいた。
この事業を通じて、みなさんの心の中に、文化財を守る想いが更に大きくなっていくことを願っています。
(H19.11.29記)
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特別公開 ポスター |
三門をくぐると紅葉のお出迎え |
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大鋸挽き 最終回
200名以上の方が見学しています。
今回使用した大鋸は、博物館に展示してあるもの
ですので、全国的にみても、今後もう大鋸挽きの
実演は実現できないようです。 |
800年の大楠の下で 楠の丸太を挽く…
少し寂しそう……(ゴメンナサイ…) |
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キメの細かい本当の「大鋸くず」が出てくる |
それを集める… |
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善導寺に残る日本最大の大鋸
江戸時代の大工道具展に出展
昔の仲間に囲まれてなんだか嬉しそう! |
挽き跡も公開 |
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挽き跡を触ってみる |
文化財研究者の方々も、貴重な
資料が見れるということで目が真剣! |
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打ち割り製材実演 |
「ちょうながけ」も実演 |
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子ども達も「カンナ」体験 |
瓦製作体験 |
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たくさんのパネル展示 |
文化財修理技術の映像も上映された |
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大きなカマドがどんどんできあがっていく |
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講演会も本堂いっぱいの参加者が聴講 |
文化庁 亀井鑑査官の講演 |
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※公開は23日・24日の2日間でしたが、翌日も日曜日ということもあり、たくさんの方が見学に来られました。 職人さんもお休みでご案内ができなかったのが残念です…。 興味のある方がこれだけたくさんいるのにはビックリしました。 こういう人たちに、文化財も、建物も、お寺も、支えられているんだなぁと実感しました。
「物は、どれだけの人が視線を送るかで、長く生きるかどうかが決まってきます」 (文建協東坂所長の講演より)
どうかこれからも善導寺を多くの目で見ていただき、支えて頂きたいと思います!
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