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国指定重要文化財 善導寺 大庫裏他六棟 保存修理工事



H18.6-7



●大庫裏 組立て (〜上棟式まで)

 6月始めの「立柱式」の後から職人さんも増え、「上棟式」に向けて大黒柱、巨大な梁などがどんどん組み上げられていきまいした。
 250年間かけてクセのついた部材を、当初のようにまっすぐな状態の建物に戻す作業は、新築では考えられない問題もおきたりしてかなり難しいようです。 職人さん達も苦笑いを浮かべながら作業をしていました。 しかし、いろいろな工夫をこらしながら、見事に組まれていった巨大な部材を間近にみると、ただただ「スゴイ」の一言です。 
 上棟式も終わり、これからは屋根面の作業に入ります。 また、大庫裏以外の建物解体のための準備や、先日紹介した北野町にある専称寺の再移築のための作業もいよいよ始まります。 善導寺はこれからも大きく動き続けます。
(H18.7.15)


立柱式後、どんどん柱が運ばれてくる 計算どおりにいかないのは木が生きている証拠
現場で微調整します
巨大な敷梁も古色で仕上げられ吊り上げられた    大黒柱にしっかりと支えてもらっている
小屋梁も次々と組み上げられていく 北側の敷梁
大黒柱に書かれていた  次にこの文字を見れるのは何百年後だろう・・・
梁部分から棟にむかってどんどん組まれていく
大きな部材ばかりなので大変 棟が上がりました!
いつ見ても芸術的で見事な繕い
御前様も現場を視察  巨大な部材、繕いの技術を興味深くご覧になった

職人さん達の素晴らしい技術を喜んでいた



●大庫裏 上棟式  
(7月13日)


 


大庫裏「上棟式」 決定 平成18年7月13日(木) 11時より

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●大庫裏 いよいよ組立て開始

 大庫裏では5月から6月にかけて、礎石の設置をし、基礎を隠すように土間の土を入れました。そして土台の設置をし、柱が立ちはじめています。
 6月2日には工事安全祈願式の中で「立柱式」も行い、いよいよ250年前当時の姿が甦ってきます。
 また、7月13日には大庫裏の「上棟式」が執り行われます。
(H18.6.19記)

土間の土を入れる 礎石も並びました
土台を設置 礎石の形に土台をぴったり合わせます
大きな部材を細かな作業で仕上げていく
いよいよ柱が組み上げられていきます
6月2日 工事安全祈願式 及び 立柱式
柱の加工・繕い 巨大な梁も加工を待つ
大工さんも増員して加工が進む
古い梁と補足材が見事に1本化 新築ではありえない作業も、
古材の繕いには多々ある。


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