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国指定重要文化財 善導寺 大庫裏他六棟 保存修理工事



H20.12




●第1回 釜屋 餅つき大会 (12月26日)

 今年3月に釜屋が完成し、うどんやそば、流しそうめん大会などで大型カマドを活用してきました。 そして今回は年末ということで「餅つき大会」を開催。 設計、職人、市など工事関係者約40名が参加。 カマドで火を焚き、セイロで蒸したもち米を杵でつきます。 合計18臼つきました。  餅つき体験が初めての方、なかなか息が合わずにあたふたしながらついた方、とうとう2人で一臼ついてしまった方、筋肉痛に襲われた方など、それぞれに日本の伝統行事を楽しんでいました。 
(H20.12.30記)

餅つきの始まりです 息を合わせて

カマドで火を焚くと釜屋は暖かい
セイロもフル稼働です
しっかりつけてますか? わざわざ福岡市から来てくれました
今度は3人で! 掛け声合わせて!
一緒についちゃダメですよ 1・2・さんっ!

お手伝いちまちたよ!
ついたあとは、丸めます
          出来立てほやほやのお餅は格別です。 
          あんこを入れたり、砂糖醤油、大根おろしに海苔巻き、いろんな食べ方を楽しみました。

         途中で うどん や そば も作りました。
こちらはじっくり 焼き海苔 を研究していました あんこ餅おいちいです  モグモグ
参加してくれた方は まだまだいましたが、一応全員で記念撮影!


●甕棺出土・書院周辺の発掘作業

 広間周辺の発掘作業が終わり、その部分は早くも基礎コンクリートが打設されました。 引き続き、書院の周辺の発掘が行われており、本年春に出土した甕棺(弥生時代・約2000年前)の再発掘もされました。 少しずつ範囲を広げていくと、ひとまわり大きな甕棺や幼児サイズの石棺も出土しました。
(H20.12.30記) 

書院・役寮周辺 甕棺の調査が進む
甕棺・原型を留めているのがやっと 石棺(60p程・幼児用か?)

すぐに崩れてしまいます
随分大きな甕棺
平安時代のお椀がぽつり… いろいろ出てきます
広間部分は基礎が出来ています 勅使門の組立て


※勅使門解体の時の報告です



●地面の強度調査

 12月、発掘調査が進む中、大庫裏南側では地面の強度調査が行われました。
 鉄パイプを地面に挿し、70cm上から63.5kgのおもりを落とし、何回落としたら30cm沈むかを測って強度を調べます。
 30cm分を掘ったらその土のサンプルをとり、その後の70cmは機械で掘り進め、また次の30cmを同様におもりを落とします。 つまり、1m間隔で30cmずつ調査し、最大30mのところまで調べるそうです。 なかなか大変な作業ですが、これを境内数ヶ所調査すると地盤の構造や強さがわかるそうです。 
(H20.12.6記)

ボーリングの設備が整いました
上からおもりを落とします 地面が軟らかければ数回で30cm下がります
鉄パイプに詰まった土のサンプル 1mごとにサンプルを採取

             


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