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                      国指定重要文化財 善導寺 大庫裏他六棟 保存修理工事



H24.1-7



●工事の進捗状況 (H24年6月〜7月)

 書院・役寮は建具の取り付け中。
 大楠会館と参道は残っていた工事も無事完了。
 来年の平成25年4月の大法要(落慶法要)に向けて、計画も進んでいます。
(H24.7.9記)

三祖堂の南側のお手洗い
使いやすくなりました
大楠会館2階
廊下はサロンとなり明るい空間に
参道脇に立派な木塀が出来ました 雨水溝もきれいに整備
山内寺院の寄り付き参道も整備 門前町から大門までの塀の修理
参道のまわりは玉砂利敷きに 中蔵は屋根ができ、壁塗り中
大庫裏と大楠会館を結ぶ渡り廊下は、消防法の為に壁を作れません。
しかし、雨が降り込んで、濡れたり滑ったりで毎回大変な状況でした。
今回、強化ビニールのカーテンを取り付けました。



●工事関係者 研修旅行 in下関・門司港 (H24年 5月27日)

 工事関係者と共に山口県下関の英国領事館(文化財工事中)に研修旅行をしました。
 その他、海響館、門司港レトロなどを散策しました。
(H24.7.9記)
下関の英国領事館 レンガ作りの為、耐震強度を増すために
特殊な補強をされているようです
工事関係者とその家族、友人達で、わきあいわいと有意義な研修ができました

●工事の進捗状況 (H24年2月〜5月)

 書院・役寮・対面所は壁塗り、内仏の造作、建具の製作などを行っております。 
 工事最期の建物、「中蔵」も組み立てが始まりました。
 文化財工事ではありませんが、大楠会館と参道の改修工事も一部分を残して完了しました。
 (H24.5.24記)

本堂前に消火用の放水銃の設置 書院の工事中
内仏の格天井 内仏の須弥壇の漆塗り
中蔵・組み立て開始 竹野地の屋根に杉皮を張る
釜屋と同じく竹野地に 内部は1階が土間、ハシゴを上がって
2階が板張りになります


恒例の防災訓練をしました 職人さんみんなで消火器訓練


綺麗になった参道 3月の開山忌大法要の時に
通り初めの儀式を執り行いました
参道脇に板塀が出来ます 境内に景観に合うアスファルトが敷かれ、
駐車スペースが確保されました
参道脇にあった石柱は、倒れ掛かったりして大変危険な状態
でしたので、三祖堂の南側を綺麗に整備し移動いたしました。
景観整備の為、倒れ掛かっていて危険だった
南門付近と境内の大きな木を切りました


リニューアルした大楠会館 1階の食堂もクロスを張替え、
エアコンを新設しました
大楠会館2階の集会室(広間)です
4部屋から3部屋になり狭くなりましたが、
畳やクロス、ふすまが替えられ
とても綺麗になりました
8年間使い続けてきた会館1階の
仮事務所ですが、今後、会議室など
多目的な利用を予定している為、
事務所を広間へと引越ししました。


平成24年2月10日(金) 午後6:30〜約5分間。
 RKB毎日放送の情報番組「今日感テレビ」に文化財工事の様子が大工職人さんを中心に紹介されました。
これだけ長い時間の特集を組んでいただいたのは、善導寺としても初めてで、文化財の大切さ、工事技術の素晴らしさを伝えていただけました。


●大楠会館と参道の改修工事 進む

 新年明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 平成24年になりました。 平成15年から続いている保存修理工事も、残りあと1年となり、最終段階に突入です。
 表玄関周辺の塀や、書院・役寮なども着々と工事が進んでおり、最後の建物「中蔵」の基礎コンクリートも打設されました。

 また、昨年末に完成した「三祖堂」。 特別展示されていた東京の国立博物館より、12月中旬に「善導大師」と「聖光上人」のお像が戻ってこられ、約1年半ぶりに安置されましたが、堂内をもう少しだけ改修を続けております。 3月の開山忌までにはその機能を完全に移す予定にしております。

 一方、善導寺独自の営繕事業として、研修施設である「大楠会館」の改修工事(リフォーム工事)と、境内に数百メートル続く「参道」の整備工事が年末より進んでおり、その出来栄えに参拝者の目をひいています。
(H24.1.14記)

中蔵の基礎工事始まる
コンクリートが打設されました 三祖堂に三祖師のお像がお戻りになりました
堂内の欄間の補修をしています
大楠会館(改修着工前) 足場に覆われています
外壁は一旦洗浄され、その後ローラーの手作業で塗装されていきました。
色は以前の白色・クリーム系から、文化財建物に合わせるように、茶系になっています
改修前の2階廊下 →→ 洗面は奥のお手洗い前に設置されるので
廊下にあった洗面は撤去され、サロンになります。
改修前の新館 (式衆部屋) →→ 座敷や壁が全て撤去され、お手洗いに。
男子トイレ 女子洗面台
男子トイレ・衛生器が設置されました 女子トイレ
洗面台・トイレに続く通路 会館の倉庫と座敷(4の間)があった場所の解体。
ここに倉庫と「式衆部屋」が作られる。
年末より参道工事が続く 現在の参道 (足元が悪い)
三門から釈迦堂への参道工事中 たくさんの石が運ばれてきた
工事前の参道 (釈迦堂前より) →→ 文化財保護の為、元の石の上に
新しく石を敷き、道幅も広くなりました。
工事前の参道 三門より釈迦堂を望む →→ 綺麗になり、とても歩きやすいです
三門前より 工事中 1つ1つ図面どおりに丁寧に据えていく
以前の参道の上に新たに参道を乗せているので段差ができてしまいますが、
最終的に危険のないように調整されます。 完成は3月中旬の予定です。

             



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