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国指定重要文化財 善導寺 大庫裏他六棟 保存修理工事



H19.10-11


●11月23日~24日 
  「文化庁主催 文化財保存修理 現場公開・展示事業 善導寺 大庫裏他六棟 特別公開」
  の報告記事更新。
  (H19.11.29記)



●釜屋・広間ほか

 11月に入っても、暖かい日が続いています。 境内は、七五三や観光の団体参拝で毎日賑わっています。
 広間の調査が進み、いっきに解体されました。
 釜屋では「カマド」の型ができました。 想像以上に大きなカマドでビックリです。
(H19.11.13記)


広間と書院 屋根の解体
垂木が外されました
大庫裏南側の塀が解体されました おかげで大庫裏の南面の写真が撮れました
11月に入り地下工法調査が始まりました かなり広いスペースです
釜屋の壁塗り(頑張るお弟子さん) カマドができました
火を入れました 乾燥させる為にこれから1ヶ月間、火を入れ続けます
カマドの仕上げは黒漆喰になる予定 釜屋のタタキも始まりました


■文化庁主催 「保存修理現場公開事業」のお知らせ

11月23日(金・祝)~24日(土)  10:00~16:00(両日とも)

善導寺機関紙「聖光」の記事より
主催 文化庁のHP


●釜屋・広間・書院ほか

 10月ももう10日だというのに、まだまだ残暑が続いています。 寒い地域の紅葉も遅れがちだとか・・・。

 前回の更新から1ヶ月、釜屋では屋根瓦が葺かれ、壁塗りが始まっています。 

「広間・書院・役寮」部分は、広間の床が解体され、屋根部分もどんどん解体されています。

11月23日~24日には文化庁主催の「保存修理現場公開事業」が開催されます。 主催の文化庁、イベント業者などが集まり会議も行なわれました。 その頃の工事は、復原完了した大庫裏や、組み立て中の釜屋、発掘中の広間、解体中の書院など、修築工事のほぼ全ての工程が一度に見れます。 また、神戸の竹中大工道具館のご協力で、江戸時代の大工道具の特別展や、大鋸挽きの実演も行なわれます。 全国規模の公開は初めて。 是非足をお運び下さい。

(H19.10.10記)

釜屋 瓦葺き 1枚1枚大きさや反りが微妙に違う。
全ての瓦を測り10種類程に分類して、
然るべきところに納めていくのが本当の「瓦葺き」
「ろうそく桟瓦」と呼ばれる特殊な形状の瓦。
試行錯誤しながらも見事に葺いていく。
息の合った作業
屋根面の瓦の納まりが良くなってから、
次は棟部分に瓦を乗せます。
瓦葺きが本格化する前にカマドの復原がだいぶできあがりました
壁の竹木舞が編まれていきます
10月に入り、荒壁塗りが始まりました ちょっといい臭い?!がします……
広間の屋根部分です。
解体が始まりました。
小書院の部分ですが、床や廊下が解体され、
足場が迫ってきて、以前どういう場所だったのか、
分からなくなってきています。
書院の西側と南側の縁廊下の解体。いろいろな転用材が使われていたようです。
床下からは、茅葺屋根の棟を固定する雁振瓦(がんぶりがわら)を発見しました。
文化庁主催「公開事業」の打ち合わせ会議 竹中大工道具館の展示会場となる大庫裏も視察
第6回勉強会 「斗栱(ときょう)などについて」

             

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