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国指定重要文化財 善導寺 大庫裏他六棟 保存修理工事



H20.7−8




文化財修理工事 「秋の大公開 2008 in善導寺」 開催決定
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● 広島県 安芸の宮島に 荒神様のお厨子を取りに行く! の巻


 保存修理工事は夏前から、保存倉庫にて解体した部材の補修、加工が続いております。 ですので、境内は重機や釘打ちの音が無く、少し寂しい気もしますが、久々に静かな夏を過ごしております。 ただ、この夏、台風は来ていませんが、毎日のように土砂降りの夕立ちや雷雨で、境内がプールと化す場面もみられます。
 本年3月に復原完成した「釜屋」に 荒神様 を安置することになり、荒神様は美術学校の学生さんが、そしてお厨子は大工さんが作ってくれました。 今回、その立派なお厨子に漆を塗り、それが完成したということで、漆職人の待つ 広島県の宮島に受け取りに行ってまいりました。 宮島も文化財の宝庫で、文化財の関係者も多くいることから、研修を兼ねて、時間の許す限り、日帰り弾丸ツアーを計画しました。 
 大工さんの作ってくれたお厨子も、このままでも将来は文化財になるのではないか!というくらい立派なものでした。 そして今回の漆を施されたものを見て、更に輝きを増していて一同ビックリしました。 職人の技というものはスゴイなと改めて感じました。
(H20.8.21記)
関門海峡を渡ります 船で宮島へ
世界文化遺産の宮島に着きました 絶景です
お厨子に漆が塗られています 輝きや高級感が出ています
各お堂や塔などもくまなく見学しました 朱を塗り替えていました
どこを撮っても絵になります やはり鹿には惹かれてしまいます
バンビちゃんもいました


● 荒神様の安置と開眼法要 と 恒例のそうめん流し大会 の巻

 2008年8月8日、北京オリンピックの開会式に合わせて(?) 、 荒神様の開眼法要を執り行いました。 直前までの夕立ちは嘘のように晴れ上がり、お天道様もお祝いしてくれたようでした。 
 法要後は、今年で5回目となる恒例の「そうめん流し大会」を行いまいした。 今年は釜屋の大カマドを使って茹でることができたのでひときわおいしく感じました。 工事関係者をはじめ、そのご家族など、約40名の参加で賑わいました。 今後も善導寺の夏の風物詩として定着できるといいと思います。

(H20.8.21記)

安置された荒神様とお厨子 横から見たところ
開眼法要のようす 工事関係者の安全祈願も一緒に
荒神様を彫ってくれた浄太くん そうめん流し大会
毎年規模が大きくなっている
大カマドで茹でました はい、流すよ〜!
距離が長いのでなかなかたどり着きません
おいしぃ〜 家族で
とったよぉ〜! 水琴窟も聞きました
大庫裏は運動場みたいに広いので
たくさん走って遊びました
ごはんもいっぱい食べました!
みんないい笑顔! このチームワークで竣工まで頑張りましょう!

             


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