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■第3回目
「大庫裏発掘現場見学会」
平成17年8月27日(土)
釜屋、中蔵の解体に続き、平成16年7月、大庫裏の解体に着工しました。 まずは、60坪の大庫裏がスッポリ入る素屋根を建設。 1年後の平成17年6月、解体が完了し発掘調査がはじまりました。 調査が進んでいく中で、数多くのカマドの跡、井戸の跡などが出土しました。 その様子を一般の方にも見ていただこうと、久留米市を中心に「大庫裏
発掘現場 見学会」を開催しました。
江戸時代から中世までの変遷うぃ見ることのできるカマドの跡をはじめ、前身建物の遺構や、出土した陶磁器の破片、更には工事進行中の本堂の修理状況も見学しました。 この日も200名を超す見学者が訪れました。
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建物が解体されているので、パネルを前に、ここにあった建物の説明をする |
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実際に内部に入る。260年前まで使っていた大型カマドの跡など数多くの遺構を見学。 |
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善導寺創建以来、800年間の
歴史が詰まっている地面 |
出土した陶器なども展示 |
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本堂の正面、向拝口の階段です。 繕いが終わり組立ての最中です。 |
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善導寺の公開事業は、西日本・読売・朝日など多くの新聞やTVのニュースにもなりました |
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■第4回目
「善導寺を見に行こう!−修理建物の公開-」
平成18年10月21日(土)
福岡県と久留米市の文化財保護課の主催で開催された善導寺の公開。 文化財の修理はもとより、今回は善導寺の歴史や文化財以外の建物の説明や案内も行いました。
本堂に集まった参加者は、まず、文化財を大切にするための「心のゆとり」についての講演を聞き、続いて2班に分かれ、境内の建物全てを見学しました。
安産祈願で有名な祈願所「三祖堂」では、安産祈願の由来などを善導寺の和尚から、また、福岡県の文化財担当者からは、文化財の善導大師像や開山聖光上人像などの説明を聞きました。
その他、大門、三門、経蔵、釈迦堂、宝物館、これから修理が始まる書院や広間なども解説付きで見学。 文化財保存修理の組立てが始まり、屋根の葺き終わった「大庫裏」では、左官職人からの手ほどきを受け、壁塗り体験のコーナーもありました。
午後1時から4時まで、善導寺を隅々まで見学した参加者や善導寺のお檀家様からは 「善導寺には何度も足を運んでいるし、建物の中もよく知っていますが、これだけ全ての建物の案内を聞いたのは初めてです。1つ1つに深い歴史や意味が込められていて、大切に守らなければいけないですね」という声が聞かれました。
今回、文化財以外の建物の公開もして、文化財だけが大切ではないことを気づかされた1日でした。
この日も200名を超す参加者が訪れました。 公開には必ず参加してくれている常連さんも増えました。 |
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まずは本堂で講演会 |
班に分かれて三祖堂で文化財仏像の解説 |
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県指定文化財の経蔵の見学と解説 |
釈迦堂の見学と解説 |
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三門の見学と解説 |
国指定文化財の大門の見学と解説 |
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保存修理工事中の大庫裏 |
壁塗りの体験コーナー |
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大庫裏の組立て内部
大きな梁や大黒柱に驚く |
解体前の書院内を見学
今となっては貴重な体験です |
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宝物館も解説付きで見学 |
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